写ルンですが良すぎる件

InstagramTwitterよりも隆盛を振るうようになって久しいが、トイカメラ風フィルターブームの裏で大いなる価値が再確認された商品がある。

FUJIFILM 写ルンです」である。

 

先月から友人の訪問やキャンプなどのイベント時に2回使ったが、デジカメに完全に慣れきった視覚に対して、誠にノスタルジーとロマンスに溢れた印象を提供するのだ。

以降露出、色調補正など無しの写真でお送りしたい。

 

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ルールはひとつ。「常にフラッシュを焚くべし」

フィルムのノイズは多めで、常に光量が少し足らない。通常は野暮ったく見えるフラッシュの照り返しが、ノスタルジーには無くてはならないらしい。

 

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光量の印象とノイズはiPhone写真でもフィルターで模倣できるかもしれない。しかし独特の光の粒を捉える感じと、オブジェクトとバックグラウンドが馴染む輪郭線は、唯一無二の世界観を表現してくれる。

 

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オートフォーカスを待たず、瞬間にある程度のフラッシュを焚いてくれるのもありがたい。軽量でお尻ポケットに入る。

本体700円ほど、現像、CDデータ化に1000円ちょっとかかるため、39枚で約2000円のコストがかかる。イベントという特別感にはちょうどよい価格かと思う。

 

フェスでもいい、飲み会でもいい、一度インスタントカメラをポケットに入れて出かけてみて欲しい。撮ってる時からもう楽しいんです。